生活の中のこめ油

こめ油の供給量と自給率

現在日本で供給されている植物油の総供給量は2015年において266万トンとなっています。 植物油には、供給量が多い順に、菜種油、パーム油、大豆油、パーム核油、こめ油、コーン油、オリーブ油、やし油、ひまわり油、綿実油、ひまわり油などがあります。こめ油は、2015年においては97千トンと5番目の供給量となっております。(参考:農林水産省「油糧生産実績調査」、財務省「貿易統計」)

日本で消費される植物油の大部分は、菜種油、パーム油、大豆油となっていますが、これらの原料は、そのほとんどを海外に依存しています。こめ油の原料は、国内生産可能な米ぬかであるため、こめ油の供給量増加は自給率の向上につながるといえます。

さまざまな食品に使われているこめ油

こめ油は、脂肪酸組成のバランスが良く、抗酸化力の強い成分が多く含まれるため、熱安定性に優れています。熱を加えても酸化しにくく、仕上がりがカラッとするため、ポテトチップス、米菓などのスナックや、マヨネーズ、ドレッシングなど幅広い料理に使用されています。特に揚げ物にすると風味が良くこうばしいと高く評価されており、高級料亭やレストランなどでも使われています。また、素材の風味を活かす特徴から、スイーツやパンづくりにも使われ始めています。安全面から、学校給食でも広くこめ油が使用されています。

最近では、コレステロール0mg、Non-GMO、アレルギー特定27品目には含まれない等の観点からも注目が高まっています。

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