ヌカチューさんぽ vol.13 敷島製パン株式会社
ヌカチューさんぽ
(写真中央 敷島製パン株式会社の企画担当・野呂さま、写真右 敷島製パン株式会社の開発担当・山木さま、写真左 築野食品工業株式会社の営業担当・竹中)
※商品パッケージは2024年10月時点のデザインです
「パスコ」でおなじみの敷島製パン株式会社さま。
1920年に創業し、超熟や国産小麦シリーズなど数多くの人気商品がありますが、今回は「国産小麦と米粉のロール」のリニューアルの経緯などを企画担当の野呂様と開発担当の山木様に伺いました。
国産小麦と米粉のロールとは?
パスコの国産小麦シリーズのなかでも、パッケージや名前を変えながら長年愛されてきたロングセラー商品のひとつ。国産小麦と新潟県産米の米粉をブレンドし、米粉ならではのもっちり食感と、米粉の優しい風味を味わうことができます。トーストすると外はパリッと香ばしく、中はお餅のようなもっちり食感が特徴です。

※商品パッケージは2024年10月時点のデザインです
こめ油を選ばれたきっかけ
「国産小麦と米粉のロール」は小麦だけでなく、米粉を使用。米粉の自然な甘さを引き立てたいという思いから、油特有のニオイが少なく酸化臭がしないこめ油を採用いただいているそう。
2024年11月にリニューアルされた同商品は、「もっちり感」を生かした開発をされました。米粉のパンは日が経つとパサつきが目立つのが課題で、生地のパサつきを防ぎ、しっとり感をさらに引き出すために、こめ油の配合量を従来品の1.5倍に増やしたということです。
トースターで焼くとお餅のようにもっちり!想像以上のしっとり感でとても満足感があります。何もつけなくても優しい甘味が感じられ、とってもおいしいんです。
パスコさんのこだわりは食料難がきっかけ。共通する思い
「食糧難の解決」が創業の理念にあるパスコさんは、「国産⼩麦の⼩麦粉の使⽤⽐率向上」に取り組まれています。国産小麦を使用することによって自給率の低い小麦の食料自給率へ貢献し、直接小麦農家さんとも繋がりを持たれているそう。
「国産小麦と米粉のロール」は、新潟県産の米の米粉 を使うことで国産のお米の普及にも貢献すると同時に、お客様にとっての安心感も提供しています。
実は、築野食品にも「食糧の安定供給が図れる事業で社会に貢献したい」という創業者の思いがあります。植物油の自給率は約4%といわれており、こめ油は国産で作れることからこめ油の普及によって自給率の向上に貢献したいと考えています。
「国産小麦と米粉のロール」はおいしいだけでなく、たくさんの思いが詰まった商品です。唯一無二のおいしさをぜひご賞味ください。
【商品情報】国産小麦と米粉のロール

2025年2月より上記パッケージに変更されました。
6個入、4個入にて展開。※4個入は九州エリアでは販売されていません。
商品URL: https://www.pasconet.co.jp/products/47/index.html