「米ぬか」へのこだわり
米ぬかから新鮮な油を収穫するために。
毎日が時間との戦いです。
こめ油の原料となる「米ぬか」は、お米を精米した際に生まれますが、時間が経つとそこに含まれる油分が酸化してしまいます。そのため鮮度が重要で、創業当時は精米会社から「米ぬかが出ました！」という電話が来れば、すぐに取りに行っていたほどでした。しかし年々こめ油の生産量は増え、それに伴い原料の仕入れも増加し、全国各地から集まる大量の米ぬかを即座に回収するのは至難の業でした。そこでつの食品ではこめ油の抽出工場を各地に設けることで、原料の回収から加工までを6時間以内に行える環境を整え、鮮度を守り続けています。
「安心・安全」へのこだわり
安心で安全な製品作りを支える、
つの食品独自の「品質基準」。
つの食品では研究所レベルの分析装置を各部門に揃え活用しています。各製造工場ではこの装置を用いて、様々な管理項目を厳しくチェックしています。そのようにして作られる製品は、世界で最も厳しいと言われるヨーロッパの品質基準をクリアし、日本ではつの食品だけが唯一出荷を認められたということがあったくらいです。こめ油は、その豊富な栄養や身体へのやさしさから、学校給食でも使われている油です。未来を担う子供たちの安心・安全を守るためにも、私たちはこれからも品質管理を徹底し続けます。
「技術」へのこだわり
貴重な米ぬかを無駄なく
活用するための高い技術力。
お米の消費量が減少し、米ぬかの確保は年々難しくなっています。貴重な米ぬかから少しでも多くの油をとるためには、収率の向上が大きな課題です。米ぬかはお米の種類や季節によって油分や水分量が異なるため、つの食品では高精度の分析装置を用いて成分を分析し、個性に応じて米ぬかを組み合わせて油をとりやすくする技術の開発に努めています。また、米ぬかに油の取り残しがないかもすぐに確認できるようになったため、さらなる収率の向上にも成功しました。
「環境」へのこだわり
「米ぬかの力で、地球と人に貢献する」
創業から75年受け継がれてきた精神。
米ぬかから油をとった後に残る「脱脂ぬか」は昔から良質な飼料として利用されていましたが、輸入原料の安さに伴い在庫が増えすぎてしまい、不要とされていた時代もありました。しかし、つの食品では創業当時から脱脂ぬかを「副産物」と考えて可能性を探り、含まれる成分やその機能性を見出すことで、こめ油以外の製品等にもフル活用。これを何度も繰り返すことで米ぬかを最後の1%まで活用し、廃棄ゼロの実現を目指しています。人のためだけでなく、地球にもやさしい製品を作り続けること。これも私たちに課せられた重要な役目です。
「進化すること」へのこだわり
夢を見ながら、新しいことに挑戦する。
進化し続ける老舗・つの食品。
つの食品のこめ油を支えているのは、高度な研究ができる環境と研究熱心な人材です。お客さまのニーズに応えて商品を開発する以外にも、研究所で新しい魅力的な成分が開発されて生まれる商品も少なくありません。米ぬかの可能性は無限大！日夜研究していても、その素晴らしさは解明しきれないくらいです。私たちはこれからも挑戦する気持ちを忘れずに、そしてお客さまに「お米の油は、つの食品。」と言っていただけるその日を目指して、みなさんに愛される商品をお届けし続けたいと思います。
「誠実でいること」へのこだわり
「まごころ」にとことんこだわって、
お客さまに「正直な安心」をお届けする。
おいしさ、使いやすさ、身体へのやさしさ。こめ油は、たくさんの魅力にあふれた油です。だからこそ、お客さまにこめ油の良さを説明する際「良いことを言おう」「売り込もう」とは思わず、「自分が良いと思っていること」を素直に話します。自分の言葉で商品を伝えられるので、正直な安心をまごころでお届けすることができています。それは営業に関わらず、つの食品の全社員に浸透しているこだわりです。
